#0026

ドライバーのスピン量3800rpm、多いと分かったけど今は直さないと決めた

#計測#記録

R10 の画面を見るたびに気になっていた数字があります。ドライバーのスピン量です。3,000台後半から、日によっては4,000を超える。なんとなく多い気がしていたので、AIコーチに聞いてみました。

ドライバーのスピン量、多いよね?

先に結論です。僕のドライバーのスピン量は、実測の平均で3,795rpm(13回・337球)。

同じヘッドスピード帯のアマチュア平均より2割ほど多く、ツアー選手の1.45倍でした。多い、で合っていました。

この記事で分かること

  • 自分のスピン量が、誰と比べてどれくらい多いのか(出典つき)
  • 原因として何が濃いのか、コーチの確度つきの見立て
  • 多いと分かって、いま何をして何をしないか

自分のスピン量(13回・337球)

条件から。平均スコア100、ドライバーのヘッドスピードは平均38〜39m/s。練習場のマット打席でレンジボールを打ち、Garmin Approach R10 で13回計測しました(2026年8月20日〜9月22日)。

R10 のスピン量には「測定値」と「推定値」があって、ここでは測定値だけを使っています。ドライバーの通常球452球のうち、測定値が取れたのは337球。この337球の平均が3,795rpmです。

いちばん少ない日で3,283、多い日で4,225と、日によって1,000近く動きます(日別の表は記事の下の折りたたみに)。

比べてみると: ツアーより45%多く、アマ平均より16%多い

比較の相手スピン量僕(3,795)との差
LPGAツアー平均2,611rpm+45%
PGAツアー平均2,545rpm+49%
ヘッドスピード85〜96mph帯の理想の幅2,400〜2,700rpm+40〜58%
アマチュア男性の平均(ハンディ14.5相当)3,275rpm+16%
ボギーゴルファーの平均3,127rpm+21%

出典は TrackMan のツアー平均と公式ブログのスピン解説、GOLF.com のスイングスピード別の目安、GolfLens のスピン量チャートです。

僕のヘッドスピードは86mph前後なので、どの相手ともスピードは近い。つまり「速いから多い」ではなく、同じスピードの人より多い、ということになります。

レンジボールの分を引いても、多め

練習場のボールはコース用より少しスピンが多く出る、という話があります。ただ、どれくらい多いかの決まった数字はなく、ほぼ差がないという実測もあるそうです。

仮に200〜600rpm引いても、3,200〜3,600rpm。アマチュア平均と同じくらいか、やや上です。割り引いても多め、というのがいちばん無理のない読み方でした。

原因はどれか: 打出角と、たぶん打点

コーチの見立てを、確度の高い順に。

  • 打出角が高め(確度: 中): 平均15.8°で、LPGA平均13.2°より2.6°高い。ただ、打出角とスピンの日ごとの相関は弱く、これだけでは説明しきれない
  • インパクトの実質ロフトが大きい(確度: 中): 打出角は高いのにアタック角はツアーより低い(+1.8° vs +3.0°)。この組み合わせは、当たる瞬間のロフトが大きいことを示していて、スピンが増える方向
  • フェードは主因ではない(確度: 高): サイドスピンは平均ほぼゼロ。曲がりの回転ではなく、縦の回転が多い
  • 打点がフェースの下め(未検証): 芯より下に当たるとスピンが増える。まだ確かめていないので、次は打点シールを貼って球ごとに記録する

面白かったのは9/20です。この日だけアタック角が−2.3°と下向きだったのに、スピンは3,601rpmと直近ではいちばん少なかった。「下向きだからスピンが増える」という単純な話ではないらしく、コーチは打点かロフトの方が大きく関係している可能性を見ています。

スピンが少なくなると何ヤード変わるのか

参考値ですが、コーチがT5 Golf の目安を僕のヘッドスピードに当てはめると、こうなります。

もしスピンがキャリーの目安
3,000rpm まで減ったら+7〜11ヤード
2,500rpm まで減ったら+13〜20ヤード

僕のドライバーは実測168ヤード(コース球なら175〜182ヤード)なので、目安に40ヤード届いていない分の一部はここにありそうです。

ただし他の条件を変えずにスピンだけ減る前提の計算で、そのまま伸びる保証はありません。

で、どうするか: いまはミート率が先

コーチの答えは「スピンを直しにいくのは今じゃない」でした。ミート率1.33を上げるほうを先に決めていて、スピンの原因もまだ確度が中止まり。ここに新しい技術修正を足すと、何が良かったのか分からなくなります。

なので、いまやるのは確認だけです。

  • ロフト・ティーの高さ・ボール位置をメモしておく
  • 打点シールを貼って、打点の高さとスピンの関係を球ごとに見る
  • ロフトを下げる打ち比べ

3つ目は僕から「ロフトを9度にしたら?」と聞いたものです。今のドライバーは可変スリーブつきの10.5°で、1段下げると9.5°。目安では打出角が0.6°下がってスピンが300rpmほど減り、キャリー+3〜5ヤードの計算です。

ただしロフトを下げるとフェースが開く方向に動く仕様なので、右へのプッシュが出ている今は要注意。専用レンチを買ってから、10.5°→9.5°→10.5°の順に15〜20球ずつ打ち比べます。

その前に「まずアタック角を上向きに戻す」と決めていて、9/22 の練習で平均+0.6°、上向きの球が55%まで戻りました。次の段階に進めます。

日別の実測スピンと、コーチ回答の要点を開く

ドライバーの日別実測スピン(測定値のみ)

日付実測の球数平均スピン(rpm)打出角アタック角ヘッドスピード
8/2033,70415.0°+6.7°39.1
8/21163,42415.0°+2.8°39.8
8/23213,47616.8°+3.5°38.2
8/27153,88418.2°+2.2°38.9
8/30213,37013.0°+1.5°37.6
9/2153,28315.3°+3.5°40.1
9/6224,21213.5°+2.0°37.9
9/8244,13017.0°+0.6°38.1
9/9184,10218.8°+1.5°37.9
9/13274,22516.2°+0.8°38.9
9/14124,06116.1°+3.3°40.6
9/20223,60115.7°−2.3°38.0
9/221213,75315.6°+0.6°36.9
累計3373,79515.8°+1.8°38.6
  • 8/30 にドライバーを買い替えています(8/27 までは前のクラブ)
  • 誤計測(ヘッドスピード47m/s超など)とドリル球は除外。測定値が取れなかった球(推定値)は表に入れていません

コーチ回答の要点

  • 多いか: ツアー平均・同じスピード帯の理想の幅との差(+40〜50%)がいちばん大きく、同じスピード帯のアマチュア平均と比べても+16〜21%。一般アマと比べても多い、という結論
  • レンジボールの割引: 方向は「同じかやや多め」で複数ソースが一致。割引率は幅でしか言えない(仮に200〜600rpm)
  • 原因の確度: 打出角(中)/実質ロフトの推定(中)/アタック角単体(低。9/20 の逆の結果があるため)/フェード(主因ではない)/打点(未検証)
  • 飛距離: スピンだけが下がった場合の単純化した見積もり。打出角や初速も一緒に動くので、そのまま伸びる保証はない
  • 方針: ミート率優先の今、スピンを主目的にした技術修正は足さない。確認(ロフト・ティー・ボール位置のメモ、打点シール)と、費用ゼロで可逆なロフトの打ち比べだけ
  • ロフトの打ち比べ: 専用トルクレンチで指定トルクまで締める。判定は「9.5°で実測スピンが250rpm以上下がり、打出角13°を割らず、左右10ヤード超のミスが増えない」なら採用検討、下がりが100rpm未満なら打点の検証を先に

多いと分かって、原因の候補も並んで、やる順番も決まりました。次は打点シールを貼って計測し、専用レンチが届いたらロフトの打ち比べです。結果はまたここに書きます。

この記録を書いているのは、平均100でシングルを目指している40代です。詳しくはAboutに。

それでは、ナイスで~す!