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100切り・90切り・80切り、何年かかるのか調べてみた
シングル(平均85)を目指すと宣言してしまった手前、それがどれくらい高い山なのか、数字で調べておくことにしました。
調べ始めたら思ったより面白くて、長くなりました。
先に僕の現在地から。ゴルフ歴1年、平均スコア100.2、ベスト88。
たまに90切りが出る、平均100の人です。
で、この位置から100切り・90切り・80切りという3つの壁がどれくらい遠いのかを見ていきます。
100切り: 平均4.03年かかる
ゴルファー3,000人へのアンケートをまとめたゴルフの学校の調査記事によると、ゴルフを始めてから初めて100を切るまでの期間は平均4.03年。
ラウンド数だと平均18ラウンド目で達成、という数字も出ています。
達成率は調査によってばらつきがあって、同じ記事が引くゴルフダイジェスト・オンラインの調査では「100を切れるのは全体の約3割」、GOLFZONのまとめでは「半数前後」。
どちらにしても、ゴルファーの半分くらいは100を切れていないようです。
で、僕はいま1年目で、80台は3回出したことがあります(88・89・88)。
それでも平均はきっちり100.2。
調べていて身にしみたんですが、「たまに切る」と「平均で切る」はまったく別の壁なんですよね。
90切り: 10年コースの壁
GOLFZONのまとめでは、90切りできるゴルファーは全体の3割前後。
アメリカのハンディキャップデータの分析記事でも90を切れるのは25%前後とされていて、日米でだいたい一致します。
4人に1人です。
もっと厳しいのが年数です。
ゴルフ歴別の平均スコアの目安(GOLFZON)はこう。
| ゴルフ歴 | 平均スコアの目安 |
|---|---|
| 1年未満 | 120〜130 |
| 1〜3年 | 110前後 |
| 3〜5年 | 100前後 |
| 5〜10年 | 95前後 |
| 10年以上 | 90前後かそれ以下 |
平均90前後に届くのは歴10年以上の欄なんですよね。
ステップゴルフの記事が引く日本パブリックゴルフ協会の「PGSゴルフ需要調査」では、ゴルフ場入場者のうち80台以下でラウンドする人は18.3%。
そして80台に到達した人の内訳がすごくて、ゴルフ歴10年以内に達成できたのは10.4%だけ。63.7%は21年以上かかっています。
21年、、、。
90切りは、才能の壁である前に時間の壁みたいです。
ちなみにこの表だと、歴1年の僕は「120〜130」の欄にいるはずなので、平均100.2はだいぶ前倒しできている方みたいです。
ここは素直に喜んでおきます(すぐ調子に乗る)。
80切り: 上位数%の世界
GOLFZONでは80切りは「全体の1割未満」。
さきほどのPGSゴルフ需要調査では、平均スコアが80を切る人は全体の1.5%です(ステップゴルフの記事経由)。
アメリカのデータはもっと辛口です。
ハンディキャップ統計の記事によると、USGAにハンディキャップ登録している熱心な層ですら、常時80を切れるのは1割程度。
しかもハンディ登録者自体が全ゴルファーの1割ほどしかいないらしい。
ん?1割の1割ってことは、、、全体だと1%とか、そういう世界ですか。
僕が目指すシングル(平均85)は、80切りの一歩手前。それでもこのゾーンの話です。
調べなきゃよかった笑
道具でスコアは買えるのか
調べたついでに、道具とスコアの関係も探してみました。
先に言いたいことを書いておくと、「高いクラブを買った人ほどスコアが良い」という統計は見つかりませんでした。
お金で買えるのは、どうも別のものみたいです。見つけたのはこの3つ。
その1: 新しいドライバーは、芯に当たれば古いのとだいたい同じ。
アメリカのGolf Digestのロボット試打の記事によると、数年前のモデルと最新モデルを芯で打ち比べても、飛距離の差はわずか。
差が出るのはミスヒットのときで、トゥ寄りに外した球では最新モデルが6ヤード上回ったそうです。
新作の値打ちは「飛ぶ」より「ミスに強い」ほうにあるらしい。
その2: 値段より、合っているかどうか。
MyGolfSpyのドライバーフィッティング研究では、自分に合わせてフィッティングしたドライバーは、持ち込んだ自前のドライバーより弾道のばらつき(散らばる範囲)が平均25%小さくなりました。
アイアンの研究(PINGでの直近200件のフィッティング)でも、7番アイアンで平均10ヤード伸びて、ばらつきは30%減。
高いクラブを買うより、合うクラブを選ぶほうが数字に出るようです。
その3: 日本のゴルファーはドライバーを3〜5年で買い替えている。
週刊ゴルフダイジェストの実態調査では買い替え頻度は「3〜5年に1回」が37%で最多、「2年に1回」が25%。
4,700人アンケートでも「4〜5年」が最多でした。
アイアンは5〜10年使う人が約4割で、みなさん道具は意外とじっくり使ってるんですね。
つまり、お金で買えるのは「飛距離」じゃなくて「ミスへの保険」と「自分との相性」。
スコアそのものは売ってませんでした。
僕はまず、いまのクラブの数字を計測器で取ってから買い替えを考えることにします。えらい。
1万時間の男の話
練習量の話でいちばん面白かったのが、アメリカのDan Planです。
「どんな分野も1万時間の練習で一流になれる」という説(有名な1万時間の法則。本人いわく元の研究の誤読込みらしいのですが)を確かめるため、2010年、ゴルフ未経験の30歳のカメラマンDan McLaughlinさんが仕事を辞めて、1万時間ゴルフだけをやる実験を始めました。
仕事を辞めて、です。
結果は、6,003時間でハンディキャップ2.6(全米の登録ゴルファーの上位5%)まで到達。
ただしそこで腰を痛めて、1万時間に届かないまま実験は終わりました(経緯の記事)。
この話からの自分なりの教訓はこれ。
- 未経験の大人でも、6,000時間あれば上位5%まで行ける(実証済み)
- 時間だけで殴りにいくと、先に体が壊れる
で、僕の持ち時間を数えてみた
僕がゴルフに使えるのは、週2回の練習が1回2時間で月に16時間ちょっと、ラウンドが月2回で10時間。
合わせて月27時間くらい。年にすると、、、電卓を叩いて330時間でした。
で、Dan Planの6,000時間を330で割ってみたんです。
18年。
18年!?
定年を過ぎてます。さすがに待てません。
だから、このサイトでやろうとしている弾道計測器×AIで、できるだけ効率よく練習できればいいなと思っています。
数字で弱点を見つけて、練習の中身を決めて、翌週のデータで答え合わせしていくつもりです。
まとめ: 3つの壁の高さ
| 壁 | 達成できる人 | 期間の目安 |
|---|---|---|
| 100切り | 3割〜半数 | 平均4.03年 |
| 90切り | 2〜3割(日本の実測18.3%・米25%前後) | 10年以内に達成は1割 |
| 80切り | 数% | 未経験から6,003時間の実例あり |
※調査ごとに母集団も時期も違うので、目安として見てください。「ゴルファー全体」を正確に数えた統計はどこにもないし、アンケートは熱心な人ほど答えがち、という偏りもあります。
僕はいま1年目、平均100.2。
まずは最初の壁「平均で100を切る」から。
世間の平均4.03年より速くやれるのか、この実験の最初の答え合わせになりそうです。
それでは、ナイスで~す!